<だんご3兄弟の知識>
2007/04/23 日記<だんご3兄弟>
だんご3兄弟
だんご3兄弟(だんごさんきょうだい)は、1999年1月、日本放送協会|NHK教育テレビの『おかあさんといっしょ』のオリジナルナンバーとして発表されたタンゴ系の童謡であり、また同曲の主人公である三兄弟の団子|串だんごのキャラクターである。作詞・プロデュースは当時CMプランナーだった佐藤雅彦 (メディアクリエーター)|佐藤雅彦、作曲・アニメを手がけたのは内野真澄。作曲・編曲を担当したのは堀江由朗。『だんご』と『タンゴ』をかけている。
制作の動機
佐藤雅彦が1997年頃に串だんごが兄弟だったら一番上と一番下どちらが長男になるのかという疑問を『クリック』という短編集に収めた。同書をたまたま『おかあさんといっしょ』のディレクターが手にしたことから、歌を制作することになり、『だんご3兄弟』が完成した。
概要
当時のうたのおにいさん、うたのおねえさんだった速水けんたろう、茂森あゆみが歌って特に子供たちの間で人気となり、CD発売を待望された。『おかあさんといっしょ』オリジナル曲では史上初番組オリジナル曲でなければこれ以前にも、1992年12月21日に『おかあさんといっしょ』から、ゼッキノ・ドロ優勝曲の『おまじないのタンゴ』(歌:坂田おさむ、神崎ゆう子)がCDシングルで発売された例がある。となるCDシングル(ポニーキャニオン PCDG-00107)としてポニーキャニオンから1999年3月3日に発売されるや初回出荷80万枚があっという間に完売し発売当日の追加注文が20万枚、発売日3日目(1999年3月5日)で出荷枚数250万枚を突破する大ヒットとなった。1999年オリコン年間シングルチャート1位、日本音楽著作権協会発表の著作権使用料の分配額では『Automatic』、『Time will tell』(共に宇多田ヒカル)に次ぐ国内作品3位。日本レコード大賞特別賞、ゴールデン・アロー賞、日本ゴールドディスク大賞(ソング・オブ・ザ・イヤー)など数々の賞を受賞。累計売上はオリコン集計で291万8220枚、KARAO.COM集計で324万9360枚。公称出荷枚数は約380万枚。当時のオリコン歴代シングルチャート3位を記録(その後サザンオールスターズの『TSUNAMI』に抜かれて4位になる)。一時期は『およげ!たいやきくん』の売上記録を超えるかと言われた。通常、童謡曲は買い取り契約だが、『だんご3兄弟』の場合は人気が上がってからCD発売が決定したため、2パーセントの印税契約だった。オリコン集計の累計売上から計算すると、シングルだけで4085.2万円以上の収入が入った計算になる。速水けんたろう、茂森あゆみは『第50回NHK紅白歌合戦』にも出場し『だんご3兄弟』を歌った1999年の大晦日だが、同年3月で『おかあさんといっしょ』を降板しているため、すでに速水・茂森の2人はうたのおにいさん・おねえさんではなかった。。バックには当時単独出演だったスプー・『ドレミファ・どーなっつ!』・『にこにこぷん』のキャラクターが登場した。またcobaによるアコーディオンソロが編入された。
カバー
皆川おさむ、トリオ・ロス・パンチョスなど様々な歌手にカバーされているほか、ロビー・ラカトシュのバイオリン演奏盤、リチャード・クレイダーマンのピアノ演奏盤が存在する。童謡集などでは、コロンズ(山野さと子、橋本潮、瀧本瞳)、「中右貴久、大沢希佳、小村知帆、白井安莉紗、森の木児童合唱団」、DANGO★キッズ、渡辺かおり、大和田りつこらも歌っている。1999年5月28日に音頭に編曲された『音頭・だんご3兄弟』(歌:菅原美寿々、岡崎裕美、ひまわりキッズ)がシングルで発売されている。
キャラクター
ブーム期の現象
一時期は社会現象になるほど爆発的な人気を誇り、上記のシングルのほか、アルバム『NHKおかあさんといっしょ いっしょにうたおう大全集40+カラオケ10』(ポニーキャニオン PCCG-481)やビデオ『NHKおかあさんといっしょ 最新ベスト うたのメリーゴーランド16』(NHKソフトウェア PCVK-10191。1999年4月5日時点で出荷本数42.5万本「ヒットの裏側・ポニーキャニオンのアニメ曲『だんご3兄弟』――マーケティング勝利」『日経産業新聞』1999年4月6日付、3面。)、その他楽譜や絵本などの関連書籍や各種キャラクター商品が爆発的に売れた。その一例としてバンダイが発売した「だんご3兄弟ぬいぐるみ」は1999年4月24日〜25日のわずか2日間で10万個を売り上げた「びゅうPOINT 「だんご3兄弟」ブーム終息――幼児向け生活用品は残る」『日経流通新聞』1999年5月27日付、27面。。そのほか、だんご屋さんが繁盛する元ボクサーの輪島功一が経営する店などがワイドショーで頻繁に取り上げられた。、『残業3兄弟』『談合3兄弟』『林家正蔵 (9代目)|海老名3兄弟』『ダチョウ倶楽部|ダチョウ3兄弟』などの替え歌が流行する、便乗商品が多数発売されるといった社会的な影響があった。しかし基本的にマスコミの過度な煽りによる面が大きかったことや、世間の注目が宇多田ヒカルに移ったことなどにより、2〜3ヶ月ほどでブームは沈静化した。なお、当時『おかあさんといっしょ』サイドでは、あまりにも異常な人気に正直戸惑っていたという。作詞者の佐藤雅彦も当時、『だんご3兄弟』はブームになるよりも長く歌い継がれる曲になってほしいという発言をしており、ブームを歓迎していなかった佐藤雅彦『毎月新聞』。だんご3兄弟のブームに伴い、これまで串に4つ刺していただんごを3つに変えるだんご屋も現れた。そんな中で、だんごの串が4つなのは歴史的な経緯に基づくものであり、ブームに乗って勝手に3つに変えるのは許しがたいと主張するだんご屋のチェーン店によるプロデュースで『元祖だんご4兄弟』(作詞:レッド・ケイ、作曲:西崎進、歌:シャレッターズ)が製作され、1999年5月5日に日本クラウンから発売された。同曲では、だんご3兄弟には生き別れの妹がいるという設定になっている。またこのCDを「ひなまつり」に食べるだんごとして3月3日限定販売した店もあった。また、当時テレビ朝日系の『スーパーJチャンネル』で、全国の3兄弟を募集して紹介していた。1999年の通常国会で国会対策委員会|国会対策委員長を努めた二階俊博・古賀誠・草川昭三の3人は、当時「(永田町の)だんご3兄弟」と呼ばれていた。
ブームの後
熱狂的なブームが沈静化した現在も、幼児・小学校低学年の一部には根強い人気を保っている。1999年10月から2004年3月に『おかあさんといっしょ』内で『だんご3兄弟あっという間劇場』というショートアニメが放映された。かつてのブームほどではなかったが、本来の年齢層である幼児を中心に人気を集めた。これは、『だんご3兄弟』のブームがわずか2〜3ヶ月で沈静化したことを皮肉ったものとする説もあるが、実際に30秒ほどでもあるため、真相は不明である。初期の作品のほとんどが同題にてDVD化されている。特典として、オリジナル放映時のアニメーションが観られるが、歌は、発売当時の歌のおにいさん・おねえさんである杉田あきひろ・つのだりょうこによるものである。また2000年7月に『おかあさんといっしょ』から、二匹目のドジョウを狙ったかのような『たこやきなんぼマンボ』(作詞:もりちよこ、作曲:パラダイス山元、歌:杉田あきひろ・つのだりょうこ)という曲がシングルCDで発売されたが、番組を観ていた子供たちにはそれなりに受けたものの、一般にはほとんど話題にはならなかった。またブームは去ったとはいえ、「○○3兄弟」という言葉自体はその後も残った。一例としては、2004年に起きた政治家の年金未納問題では当時の菅直人民主党代表が閣僚たちを「未納3兄弟!」と揶揄。第一勧業アセットマネジメントでも、DKAトリニティオープンの愛称をだんご3兄弟にかけて「ファンド3兄弟」とした。http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20070430i415.htm
フドウさん、ファンド3兄弟…ユニークな愛称の投信増加、読売新聞、2007年4月30日。。また、佐藤・内野コンビは「ピタゴラスイッチ」でも多くの歌を作詞・作曲している。
関連曲
だんご3兄弟発売時に話題になった曲、だんご3兄弟の影響を受けて作られた曲目の一覧。
CD化
未CD化
収録曲
関連書籍
関連項目
脚注
外部リンク
だんご3兄弟
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◆だんご3兄弟についてピックアップ 『だんご3兄弟ぱたぱたえほん』(佐藤雅彦・内野真澄、日本放送出版協会) 『だんご3兄弟シールえほん』(佐藤雅彦・内野真澄、講談社) 『だんご3兄弟3時のけっとう』(佐藤雅彦・内野真澄、メディアファクトリー) 『だんご3兄弟くしの休日』(佐藤雅彦・内野真澄、メディアファクトリー)関連項目 おじゃる丸(エンディングテーマ『プリンでおじゃる』は、当時マスメディアに... |




