<ごん狐の知識>
2007/06/19 日記<ごん狐>
ごん狐
『ごん狐』(ごんぎつね)は、新美南吉作の児童文学。南吉の代表作で、初出は「赤い鳥」1932年1月号。作者の死の直後に刊行された童話集『花のき村と盗人たち』に収載された。南吉の出身地である愛知県知多郡半田町(現在の愛知県半田市)岩滑(やなべ)地区の矢勝川や、隣の阿久比町にある権現山を舞台に書かれたといわれている。筆者が村の老人から聞いた話という体裁をとっており、「城」や「お殿様」、「お歯黒」という言葉が出てくることから江戸時代ぐらいから明治時代|明治にかけての物語と思われる。
登場人物
あらすじ
「これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です」兵十が川で魚を捕っているのを、いたずら好きなごんがみつけた。兵十がびくから目を離した隙に、ごんは兵十が捕った魚やウナギを逃がしてしまう。それから10日ほど後兵十の母親の葬列(お歯黒が登場)を見たごんは、あのとき逃がしたウナギは兵十が母親のために用意していたものだと悟り、反省する。自分と同じひとりぼっちになった兵十に同情したごんは、ウナギを逃がした償いの意味もあって、鰯を盗んで兵十の家に投げ込む。だが、兵十が盗んだと勘違いした鰯屋が、兵十を殴りつけ、ごんは再び反省する。それからごんは毎日山で拾った栗や、時には松茸を届けるようになる。兵十は毎日届けられる栗を不思議に思い加助に相談すると、「それは神様のおかげだ」と言われる。その翌日、ごんが家に忍び込んだ気配に気づいた兵十はまたいたずらに来たのだと思い、母親にウナギを食べさせられなかった無念もあり、ごんを撃ってしまう。倒れたごんの横に散らばる栗に気づき、兵十が「おまえだったのか」と問いかけ、ごんがうなずく。兵十が思わず取り落とした火縄銃からは青い煙がのぼっていた。
関連事項
小学校国語教科書の教材の定番ともいえる作品である。1956年、大日本図書の国語教科書に採用されたのが最初である。ついで1968年には日本書籍の、1968年には東京書籍の、1971年には光村図書の、1977年には教育出版の、1980年には学校図書の、1989年には大阪書籍の、国語教科書に採用された。また比較的短く、登場人物も少ないことから、学芸会の演目によく用いられる。1985年には毎日放送製作・東京放送|TBS系列放送の「まんが日本昔ばなし」が番組10周年記念として、アニメ映画を製作。全国のホールを借りて巡業形式で上映した。その際、母狐(声:市原悦子)と死別することになった出来事も放送された。声の出演は田中真弓(ごん)、常田富士男(兵十)。この映画はテレビの本放送でも流されている。主題歌は葛城ユキの「心からイエスタデイ」。
関連図書
外部リンク
『ごん狐』:新字新仮名(青空文庫)
新美南吉記念館
姫路文学館 新美南吉「ごんぎつね」の世界
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◆ごん狐についてピックアップ 研究書 『新美南吉「ごん狐」研究』 国語教育叢書 教育出版センター ISBN 4763222511外部リンク ごん - ひとりぼっちの小キツネ|狐。いたずら好き。 「これは、わたしが小さいときに、村の茂平というおじいさんから聞いたお話です」兵十が川で魚を捕っているのを、いたずら好きなごんがみつけた。兵十がびくから目を離した隙に、ごんは兵十が捕った魚やウナギを... |


