<およげ!たいやきくんの知識>
2007/05/04 日記<およげ!たいやきくん>
およげ!たいやきくん
およげ!たいやきくんは1975年にフジテレビの子供向けの番組『ひらけ!ポンキッキ』のオリジナルナンバーとして発表された童謡。作詞は高田ひろお、作曲・編曲は佐瀬寿一。また、この曲が収録された同名のアルバム|LPも発売された。本項では、シングル・LPの両方を扱う。
概要
この曲は当初生田敬太郎が『ひらけ!ポンキッキ』の番組内で歌っていたものだが、生田が当時テイチクに所属していた関係で、1ヶ月後に子門真人へ交代。1975年12月25日にオリジナルのシングル盤(キャニオン CX-102)がポニーキャニオン|キャニオンレコード(現・ポニーキャニオン)から子門の歌唱で発売され、オリコン史上初のシングルチャート初登場1位・11週連続1位となり、現在までにオリコン調べで450万枚以上(オリコンにカウントされない売り上げを含めると、実際は500万枚を超えているともいわれる)のレコード・CDを売り上げている。日本におけるシングル盤の売上記録としては未だに破られていない(2007年5月現在)。『不二家歌謡ベストテン』では1976年1月18日から13週連続1位となり、この記録は番組終了まで破られなかった。ヒットの要因はメロディの良さもさることながら、歌詞が会社を辞めたいサラリーマンの気持ちを代弁していたためともいわれる。同名のLP(キャニオン E-1025)も1976年2月10日に発売されオリコンチャート6週連続1位、売上50万枚を記録し、「THE BEST OF DETECTIVE CONAN 〜名探偵コナン テーマ曲集〜」に抜かれるまでは、アニメ・子供番組のコンピレーションアルバム売上記録歴代1位であった。ちなみにオリジナル盤シングルのB面(LPのB面1曲目)はなぎら健壱の「いっぽんでもニンジン」(作詞:前田利博、作曲:佐瀬寿一)であった。当時子供たちにはむしろこちらの方が流行ったという説もある。子門・なぎら共に買い取り契約だったので、印税はごくわずか(子門は5万円、なぎらは3万円)しか入ってこなかった(その後、子門にはレコード会社から100万円と白いギターが1本贈られた)。なぎらは「いっぽんでもニンジン」はB面ではなく両A面だと主張している。また、キャニオンレコードは「およげ!たいやきくん」の売上収入で新社屋(通称・たいやきビル)を建てたが、それに関してもなぎらは「あの玄関は俺(に本来回ってくるはず)の印税で建てた」とネタにしている。なぎらの3万円の話はタモリが「タモリ倶楽部」の中でも近田春夫との会話で話題にしていた。1992年7月1日にシングルCD化(ポニーキャニオン PCDG-00041)され(ただし、B面は周栄良美|橘いずみの「またね」(作詞:金子政路、作曲:勝誠二)に変更)、1999年3月25日には「だんご3兄弟」のヒットのあおりを受けて再出荷され、23年ぶりにオリコンにチャートインした。
カバー・リメイク
行進曲に編曲された「およげ!たいやきくんのマーチ」もシングル盤で発売された。2000年6月21日には音頭に編曲された「正調 およげ!たいやきくん音頭」がシングルCDで発売。歌手は福本恵美。2000年7月1日に発売されたアルバム「P-kies 20th Century New Trax」には、ピストン西沢のリミックスによるレゲエバージョンが収録されている。2001年3月1日にパラパラP-kiesにより「およげ!たいやきくん〜パラパラ2001〜」というユーロビートバージョンが発売された。その他、田辺マモル(1997年2月発売。シングル)、BEGIN(2003年発売のアルバム「ビギンの一五一会58ドライブ」に収録)、トッポ・ジージョ|トッポジージョ(1976年10月発売。声優不明。B面は「ビューティフル・サンデー」のカバー)、ロックバンドのムック (バンド)|ムックらがカバーしている。童謡集などでは、水木一郎、宮内良、池田鴻なども歌っている。2006年5月31日発売のアルバム「まんぷくトランス」で松村邦洋がカバーした。変わったところでは、ザ・カミカゼによるディスコバージョンというのもある(B面は「黒ネコのタンゴ」のディスコバージョン)。
ヒットがもたらした影響
「およげ!たいやきくん」のヒットの影響からか、1976年はテレビ番組からのヒット曲が連発した。主な曲だけでも、「およげ!たいやきくん」と同じ『ひらけ!ポンキッキ』からは「パタパタママ」(歌:のこいのこ)、日本放送協会|NHK『みんなのうた』からは「山口さんちのツトム君」(歌:川橋啓史、斎藤こず恵、その他)、東京放送|TBS『おはよう720』からは「ビューティフル・サンデー」(歌:ダニエル・ブーン (歌手)|ダニエル・ブーン、田中星児、トランザム)、同じくTBSの『8時だョ!全員集合』からは「全員集合東村山音頭」(歌:ザ・ドリフターズ)らが次々とオリコンチャートの上位にランクインした。さらにはこうした子供向けの歌が売れる流れからか、愛唱歌の「四季の歌」(この曲も競作だったが、芹洋子のものがダントツで売れた)も大ヒットした。藤子・F・不二雄原作の人気漫画『ドラえもん』では、剛田武|ジャイアンのリサイタルで、山口百恵の「横須賀ストーリー」と一緒にこの曲をジャイアンが歌うシーンが漫画に見られた。他には、たい焼き屋に行列ができる、たい焼き用の鉄板が売れるなどの社会的影響があった。また、各種キャラクター商品も発売された。
関連曲
LP『およげ!たいやきくん』
収録曲
A面
その他
大ヒットした主なキッズ・アニメソング
テレビ番組などに由来するものは、カッコ内に番組名などを記述した。
その他の関連項目
脚注
外部リンク
浪花家総本店:「およげ!たいやきくん」のモデルになったと言われるたい焼き屋
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