<おむつの知識>
2007/10/26 日記<おむつ>
おむつ
おむつ(お襁褓)は、おしめとも呼ばれ、排泄された尿や糞|便を捕捉するため下腹部に着用する衣類|衣服である。主として排尿と排便を制御できない赤ちゃんや自由な行動ができない高齢者、障害者により使用されているが、特殊な例としては、長時間にわたり気密性の衣服内に閉じ込められる宇宙飛行士や戦闘機パイロット、テクニカルダイビング|ダイバーなどにも着用されている。また、犬や猫などのペット用に、尻尾を通す穴のあるものもある。尿や便の水分を保持する必要から吸水性を求められ、漏れを防ぐために防水性のある素材で外側を覆い、なんらかの手段で体に密着させる必要がある。また、肌に直接ふれ、かつ特に肌の弱い乳幼児に使用される性質から、肌触りも重要視される。素材別に大きく布おむつと紙おむつに分類される。
布おむつ
紙おむつが普及にともない、それ以外の布製のおむつを区別する時に使われる呼び方。吸水性のある布や綿でできた吸水部分を股間にあて、全体を覆うようなおむつカバー|カバーを使って体に密着するように固定させる。大きな布で適度な大きさに折り畳んで使用するもの、あらかじめ折った状態で縫い付けてあるものなど、さまざまな形状があり、材質も、さらしなどの布や綿など、それぞれ異なる。おむつもおむつカバー|カバーも、洗濯をすることで繰り返し使用される。おむつの内側に敷いておむつ自体の汚れを軽減させる使いきりのライナーを利用したり、紙おむつ同様に、カバーと一体化したもの、防水加工されたものなど、紙おむつに近い使い勝手のものもあり、ウォッシャブルであるかどうかが、紙おむつとの大きな違いと言える。
紙おむつ
便などが付着したおむつを廃棄することで、洗濯する必要がない。多くの場合、股全体を前後から挟むように覆い、両端をテープなどで留めて体に密着させる。また、一般のパンツと変わらない形状をした、パンツ型のおむつもある。かつては実際に紙製で、吸水性において大きく見劣りするものであったが、1980年代以降、高吸水性高分子|高吸水性ポリマーを使用し、かつ肌に当たる部分を透水性の生地で構成するなどの方法により、布おむつをはるかに凌ぐ性能を有するようになっている。ただし、素材として必ずしも紙のみが使われているわけではないので、紙おむつという呼称は歴史的な経緯によるものと考えるべきだろう。
主な紙おむつのブランド
《赤ちゃん用》
《大人用》
廃棄物の問題
おむつを乳幼児に使用する場合、1日5回から10回程度と、頻繁に交換使用される。布おむつの場合、汚れた部分を洗い流すことができるが、紙おむつでは、吸水部分のみならず、体に固定するカバーに相当する部分も含めて使い捨ててしまうため、大量の廃棄物を出す原因として、環境問題に熱心な視線を持つ人からは敬遠されることがある。おむつは、さまざまな素材が組み合わせて使われていることや、排泄物で汚れていることなどから、日本では焼却処理される事が多く、リサイクルが進んでいない。
関連項目
外部リンク
社団法人日本衛生材料工業連合会
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